歯ぎしりのタイプ

歯ぎしりとは、上下の歯を音が出るほど強くすり合わせたり食いしばったりすることを指します。就寝中だけでなく、目が覚めている状態でも起こることがあります。
歯ぎしりは、大きく次の3つのタイプに分けられます。
①グラインディング/歯を強くこすり合わせてギリギリと音がするタイプ。歯ぎしりというと多くの人が思い浮かべる典型的なタイプです。
②クレンチング/歯を強くかみしめるタイプ。朝起きた時に歯や顎に痛みを感じたり、こわばっていたりするようなら、クレンチングの可能性があります。
③タッピング/歯をカチカチと噛み合わせるタイプ。
歯ぎしりは癖のように捉えられがちですが、ストレスや噛み合わせが原因とされています。歯ぎしりが習慣化してしまうと、歯や顎へのダメージが大きくなり、歯がすり減ってしまったり、歯肉がダメージを受けたり、顎関節症になってしまったりすることもあります。
歯ぎしりは噛み合わせなどを調整することで改善する可能性もあります。歯ぎしりが激しい場合は専門家に相談してみてください。