入れ歯と賢くつき合う法
せっかく入れ歯を持っていても、「面倒くさいから」 「合わないから」などの理由から、入れ歯をしなくなってしまう人も多いようです。
けれども、入れ歯のをはずしていると、一見するとみな同じ顔に見えてしまうことがあります。口に周りの独特なしわがより、口元がすぼまった、いわゆる「梅干し顔」です。
しかし、自分にきちんと合った入れ歯をしていれば、口元が引き締まり、表情が豊かになります。印象も若々しくなり、言葉もはっきりするので、他人との会話も楽しくなってきます。
入れ歯は失った歯を補って食べられるようにすることだけが役割ではなく、その人の個性や人格を取り戻すための道具でもあるのです。
入れ歯は一生ものではなく、使っているうちにだんだんと合わなくなってくることもあります。特に入れ歯に不具合がなくても、半年から1年に一度くらいは、入れ歯の定期検診をするとよいでしょう。