嚥下障害のサイン
嚥下障害とは、口に入れた食べ物が飲み込みにくい状態のことを言います。嚥下障害が起こると食事することが苦痛になったり、食べ物が誤って起動に入り、誤嚥性肺炎を引き起こしたりします。
嚥下障害の有無は、専門家によるスクリーニングテストが必要ですが、介護施設の利用者様の日常を観察していて、次のようなしぐさ見られる場合は、嚥下障害の疑いがあるサインです。
・むせや咳をする
・痰がよく出る
・しっかりと咀嚼できない
・飲み込みがスムーズでない
・食べ物が残留しているように見える
・食事中や食後に湿ったガラガラ声になる
・食欲の低下や好物の変化が見られる
・食事中に疲れてしまう
・食べ終わるまでに時間がかかる
・口腔内に食べかすが多くなった
・たびたび発熱する
・体重が減少している
普段の様子から、こうしたサインを見逃さないように注意してください。
嚥下障害の改善には口腔リハビリテーションが効果的です。