日本訪問歯科協会とは

設立趣旨

昨今、高齢化社会という言葉は頻繁に使われるようになり、決して遠い将来の話ではないという認識も定着してきております。また2000年4月にスタートした介護保険法の施行に伴い、在宅介護や在宅診療も注目を浴びるようになりました。
歯科界も例外ではなく、全国に歯科往診に取り組む歯科医師が増えてきている状況において、多くの行政的課題や社会的な存立に関する課題が生まれることが予想されます。そこで、そのような課題を解決し訪問歯科診療を発展させていくために、平成12年4月に日本訪問歯科協会を設立いたしました。

止まらぬ要介護者の増加[要介護者の推移]

現在、医療費の削減が社会的に注目されている中、高齢者医療は転換期を向かえています。要介護者の口腔状態が良くなれば、間違いなく社会的な医療コストは軽減されます。歯科往診に対する社会的なニーズの高まりというだけではなく、社会貢献あるいは社会的責任という側面からみても、訪問歯科診療の普及は歯科関係者にとって急務となっております。

本会では、訪問し歯科診療を行なうだけで満足せず、ご家族や介護事業者、ヘルパー、医師などが密に連絡をとることにより訪問歯科診療および口腔ケアを求められる方の立場に立って、身体だけではなく精神的な健康も視野においた質の高い訪問診療を目指していきます。

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