訪問歯科診療ニュース カムカム通信 歯から元気!「カムカム通信」は、訪問歯科診療の普及のために当協会が発行しているレポートです。介護事業所での口腔ケアへの取り組み事例をご紹介しています。

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  • 2010.06

COMECOME倶楽部

【グループホームソフトハンド茨島】(秋田県秋田市)では、『お口 の健康相談』を行ったことで、利用者様、そして職員の皆さんの、 口腔ケアについての関心がぐんと高まりました。

「お口の健康相談」の受診者全員が治療希望者に!

「お口の健康相談」の受診者全員が治療希望者に!

当施設には1ユニット9名の利用者様がいらっしゃいます。先日、日本訪問歯科協会からのご紹介で、『お口の健康相談』を行い、歯科の先生に利用者様のお口の状態をみていただきました。
すると、入れ歯に不具合があったり、むし歯があったり、ほとんどの方がお口に何らかのトラブルを抱えていたことがわかりました。
私たちも普段の歯みがきの呼びかけやお手伝いなどをしっかりやっていたつもりでしたが、まだまだ十分ではなかったようです。
また、私たちではなかなか気づくことのできなかった部分のケアや、入れ歯の調整などが必要なこともわかり、歯科の専門家に見ていただくことの大切さも実感しました。
歯科の先生は、利用者様一人ひとりにとてもやさしく、ていねいに対応してくださいました。
利用者様も、「話しやすい先生で、相談もしやすかった」「先生が親身になって聞いてくれたのがうれしかった」「わがままも嫌がらずに聞いてくれた」などと話していて、好感を持たれたようです。
そして、『お口の健康相談』の後には、なんと9名全員が次回からの治療を希望されました。

口腔ケアの知識をもっと身につけたい 『お口の健康相談』を行ったことをきっかけに、利用者様も私たち職員も口腔ケアの重要性に改めて関心をもつようになりました。
利用者様はご自身でも意識して歯みがきをするようになりました。お一人ではうまくできない方には、職員が意識して介助するようにして、口腔内の環境をよりよく保つことができるように心がけています。
私たちももっと何かお手伝いができないかと思い、今後の活動としては口腔ケアの勉強会を実施する予定です。お口の健康のために、口腔ケアの知識をしっかり身につけて取り組んでいきたいと思います。

ワンポイントアドバイス 今日から始める。簡単お口のケア!

口内炎の原因口内炎は、唇、頬、舌、歯肉などの口腔内の粘膜に起きる炎症のことです。赤くなる程度のもの、ただれや潰瘍、水疱などができるもの、痛みが強いものなど、症状や種類はさまざまです。

口内炎ができやすい状況1.食事の嗜好や習慣
・熱いもの、硬いもの、辛いものを好んで食べる
・喫煙する
・偏食
・歯ブラシの使い方が悪い

2.口の中の状態
・口腔内が不衛生
・歯の詰め物や義歯による刺激
・噛み合わせが悪い
・ドライマウス

3.全身からくるもの
・ストレス
・栄養が偏っている
・睡眠不足
・疲労
・アレルギー
・感冒
・ステロイド薬の服用
など。

口内炎はそのままにしておいても、通常は1週間から10日間くらいで自然に治ります。
けれども、1カ月以上治らなかったり、頻繁に繰り返しできたりする場合は、他の病気が原因になっていることも考えられますので、専門医に相談しましょう。

発行/SOSデンティスト 一般社団法人 日本訪問歯科協会
〒101-0037 東京都千代田区神田西福田町4 ユニゾ神田西福田町ビル8F TEL:03-5297-5073 FAX:03-5294-1150

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