訪問歯科診療ニュース カムカム通信 歯から元気!「カムカム通信」は、訪問歯科診療の普及のために当協会が発行しているレポートです。介護事業所での口腔ケアへの取り組み事例をご紹介しています。

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  • 2007.05

COMECOME倶楽部

宮崎市中央東地区の民生委員協議会では、地域介護予防事業の一環 として、民生委員が中心になり、地域の高齢者の健康づくりとレクリエーションのための「健康サロン」を実施しています。

「健康サロン」で口腔ケアの大切さを学ぶ

「健康サロン」で口腔ケアの大切さを学ぶ

「健康サロン」は地域の独居老人たちの引きこもり防止や生きがい作りを目的として、2年ほど前から月1回実施しています。公民館を借りて約2時間、健康に関するお話やゲームなど、楽しくてなおかつ健康にも関心を持ってもらえるよう、地域包括支援センターのケアマネージャーさんと連携を取って、内容を検討しています。
最初のうちは限られた予算の中で、場所の確保など問題はいろいろありましたが、回覧板を利用しての広報活動や民生委員の家庭訪問時の呼びかけなどで参加される方々を募りながら、民生委員全員での会議やボランティアでのおやつ作りなど、積極的に参加していただける人々に助けられ、ここまで実施してきました。
だんだん参加者も増え、今では毎月20?30名の方に参加していただけるようになりました。高齢者の方に楽しみにしていただき、元気な姿を見せていただけることは民生員として本当に喜ばしく、私たちも元気をもらっています。

お口の清潔こそ介護予防につながる第一歩 今回の健康サロンでは、青山歯科医院の青山先生にお願いして、お口の病気と全身の病気の関係や入れ歯のお手入れなどのお話をしていただきました。誤嚥性肺炎など、知らなかったことや改めて確認できたことがたくさんあり、皆さんの参考になったことと思います。普段の生活で行っているお口のお手入れがいかに大切で、病気の予防につながるかがよくわかりました。
なにより、参加者から「歯の悩みは相談できなかったのでこういう機会があってよかった」「普段先生に聞けないことが聞けてよかった」「診察室では聞けないことがここだったら聞ける」などの感想が寄せられ、専門家に参加していただくことの大切さが実感できました。
今後もさまざまな専門家の先生方に参加していただきたいと考えています。

ワンポイントアドバイス 今日から始める。簡単お口のケア!

ドライマウス<1>通常、唾液は1日に1000?1500ml分泌されますが、加齢と共に分泌量は減っていきます。慢性的に唾液が不足すると、食べ物が飲み込みにくくなったり、舌に痛みを感じるようになったりする「ドライマウス(口腔乾燥症)」になることもあります。
最近、年齢を問わずにドライマウスの症状を持つ人が増えていて、日本に推定800万人いるとも言われています。

原因加齢による唾液腺の機能の低下/口呼吸/精神的な緊張やストレス/やわらかい食べ物を食べることが多い/薬の副作用/糖尿病や腎臓病など病気によるもの/シェーグレン症候群という自己免疫疾患、などがあります。

おもな症状飲み込みにくい/舌が痛い/口の中がネバネバする/入れ歯がはずれやすい/味覚障害/歯周病や虫歯の悪化など、さまざまな症状を引き起こし、口の中の違和感や不快感がつねにあります。

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