訪問歯科診療ニュース カムカム通信 歯から元気!「カムカム通信」は、訪問歯科診療の普及のために当協会が発行しているレポートです。介護事業所での口腔ケアへの取り組み事例をご紹介しています。

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  • 2013.04

COMECOME倶楽部

合同会社フィクサスのデイサービス【四季の庭】(福岡県北九 州市)で行われた、『お口の健康相談会』では、最初は戸惑われ ていた利用者様が、熱心に質問している姿も見られました。

自分のお口の状態を知ることで、口腔ケアの意識が向上

自分のお口の状態を知ることで、口腔ケアの意識が向上

『お口の健康相談会』を行うことになったとき、初めてのことに利用者様は戸惑っていたようです。
歯医者さんにしばらく行っていないのでぜひみてもらいたいという方、お口の中を見せるのは恥ずかしいからいやだという方など反応はさまざま。
何をするのかあまりよくわかっていなかったせいもあり、歯医者さんにお金を払わなければいけないの?その歯医者さんに通わなくちゃいけないのでは?といった不安の声も聞かれました。

利用者様からも熱心に質問 けれども、実際に『お口の健康相談会』に参加したら、そうした不安や戸惑いはすぐになくなりました。
実際にお口の中をみていただくうちに、日頃から感じていた疑問などがどんどん出てきて、けっこう熱心に歯医者さんに質問していた方も多くいらっしゃいました。義歯に関する質問が多く、具体的なアドバイスをいただけたのでかなり役に立ったと思います。
ご家族の方にも、なかなか歯医者さんに連れて行けなかったので、とてもよい機会になったと、喜んでいただけました。
相談会の後には、歯医者さんがお口の状態を報告書にまとめてくださったので、お一人お一人にお渡ししました。それを食い入るようにみている方もいらっしゃいましたし、そろそろ歯医者さんに行かなくちゃいけないねとおっしゃっていた方もいましたので、お口の健康へ関心はかなり高まったように思います。 歯医者さんの的確でわかりやすい受け答え 『お口の健康相談会』に来てくださった先生もスタッフの方も、フレンドリーで明るくて好感がもてました。親しみやすくていねいに応対してくださったので、利用者様もいろいろ質問しやすかったのだと思います。
私からも口腔ケアの歯間ブラシについて質問をしました。いろいろな太さのものがあって、どれを選んだらよいのかよくわからず、常々迷っていたのです。
すると先生は「よい質問をしてくれましたね」と言って、歯間ブラシは一番すき間の狭い部分に合わせて太さを選ぶこと、太い部分に合わせて選ぶと狭い部分に入りにくかったり、すき間を広げてしまったりすることなどを、ていねいに説明してくださいました。
実に的確にわかりやすくアドバイスをいただき、私にとってもとても参考になったよい機会でした。

ワンポイントアドバイス 今日から始める。簡単お口のケア!

口腔がんとは口腔がんとは、文字通り、口の中にできるがん、悪性腫瘍の総称です。発症する場所によって、「舌がん」「歯肉がん」「口腔底がん」「頬粘膜がん」「口蓋がん」「口唇がん」などがあり、日本では、悪性腫瘍全体の約5%程度を占めると言われています。
 
40から70歳の男性に多いとされ、最近では高齢化によって、高齢女性の割合も増加傾向にあります。

口腔がんの原因慢性的な刺激が大きな原因になることが知られています。なかでもタバコは他のがんと同様にリスクが高く、喫煙者は非喫煙者に比べて約7倍も発症率が高いことが知られています。
次いでお酒も大きな要因です。特に飲酒をしながら喫煙すれば、タバコに含まれる発がん性物質がアルコールによって溶けて、口腔粘膜に大量に付着するために、さらにリスクが高まります。
また、合わない入れ歯や被せ物による刺激も原因になることも指摘されています。口腔がんの予防のためにも、定期的な歯科検診を受けるようにしましょう。

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