高齢になるとのどの渇きなどを自覚しにくくなることもあって、脱水症状になりがちです。

暑い夏はもちろん、1年中、ご利用者さんが脱水状態になっていないか注意が必要です。

今回は、脱水症状を疑うときのチェック方法をご紹介します。

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「爪を押して脱水チェック!」というテーマでお話しましょう。

高齢になるとのどの渇きなどを自覚しにくくなることもあって、脱水症状になりがちです。

暑い夏はもちろん、1年中、ご利用者さんが脱水状態になっていないか注意が必要です。

脱水症状を疑うようなときは、ご利用者さんの爪を押してみましょう。爪の色がピンク色に戻るまでに2秒以上かかるようなら、脱水状態になっている可能性が大です。

手軽に行える脱水チェックの代表的なものですから、覚えておきましょう。ほかにも、脱水状態のチェックポイントとしてはこのようなものがあります。

・口腔内が乾燥している
・皮膚に張りがない
・手足が冷たい
・血圧が低い
・脈拍が早い
・わきの下が乾いている
・落ち着きがない

あてはまるようなときは、経口補水液などで水分補給を行ってくださいね。