2017年10月22日開催

在宅療養者の口腔ケアにおける歯科衛生士の役割

(11 件のレビュー)

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在宅療養者の口腔ケアにおける歯科衛生士の役割

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商品コード: dh034 カテゴリー: ,

「食べることができる口づくり」。
講演会などで多く耳にする言葉ですが、歯科衛生士として具体的にどのようなことをしたら良いのでしょうか。今回の講座では、九州歯科大学の柿木先生ご推薦の、久保山裕子先生にご講演いただきます。3つの症例を大きく取り上げ、歯科衛生士がおこなう口腔ケアやセルフケア、多職種と連携した口腔ケアのポイント等を解説します。

講師からのメッセージ

講座抄録

【講師】
日本歯科衛生士会 常務理事 久保山裕子先生

【略歴】
1976年 東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校卒業
1976年~1977年 福岡歯科大学附属病院勤務
1988年~ 福岡市保健所における健診・健康教育に出務
2013年~ 糸島医師会病院 非常勤勤務
2014年~ 福岡医健 歯科衛生士科 非常勤講師
2015年~ 福岡歯科衛生専門学校 非常勤講師
2016年~ 早良病院 非常勤勤務

【概要】
超高齢社会を迎え,要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築が急がれています。

在宅療養者や要介護高齢者は身体機能の低下に伴って口腔機能の低下が考えられますが、そのような方に歯科衛生士としてできることは「食べる」を支えるための口腔ケアだと思います。歯や義歯のさまざまなトラブルが生じると「食べる」ことが難しくなります。さらに栄養状態が悪くなり基礎疾患の回復に支障がでることや、低栄養と嚥下機能の低下により誤嚥性肺炎等のリスクが高まります。これらのことから、在宅療養者、要介護高齢者等の療養の質やQOL を確保するうえで早期から歯科が介入し、口腔衛生状態や口腔機能の改善を図ることが重要だといえます。

今回の講演では、歯科衛生士として在宅療養者の「食べる」をどのように支えることができるのかについて皆さんと一緒に考えたいと思います。

第一部 在宅療養者からの口腔ケアの依頼に応えて

  • 「食べることができる口づくり」には何が必要か
  • セルフケア:本人のできることを考える
  • 多職種と連携して口腔ケアを行なうために必要なこと

第二部 事例の紹介

  • 口腔機能を改善したことで会話が弾むようになったケース
  • 口腔ケア自立であったが、誤嚥性肺炎のハイリスクであったケース
  • 多職種の口腔ケアが困難とされたケース

全国4カ所のサテライト会場でも受講可能です

日本訪問歯科協会の認定講座は、Ustreamで全国5か所の会場へライブ配信をしています。

メイン会場は東京。名古屋、大阪、広島、福岡にサテライト会場を設け、動画・音声配信システムを使っておこないます。サテライト会場では、回線を通じてメイン会場をスクリーンに映し出します。

メイン会場は複数のカメラで撮影し、プロジェクターに映すものと、講師を映すものを専門のスイッチャ―が切替するので、ただ単に講師とスライドがスクリーンに映っているという退屈なものにはなりません。音声もクリアです。

つまり、東京と同じ環境を全国のサテライト会場でも実現できるわけです。

在宅療養者の口腔ケアにおける歯科衛生士の役割」への11件のレビューをご覧ください

  1. A.T (承認)

    全体にためになるお話で興味深かったです。具体的な流れや、方法なども聞くことができ、実施に大いに参考となりました。特に衛星管理と機能管理の考え印象深かったです。

  2. 石川 裕葉 (承認)

    現在、訪問歯科を中心にお仕事をさせていただいているので、うんうん、そうそう!とうなずく話の内容をたくさん感じ、共感しました。今後も自分たちのしていることは正しかったんだ!と確信に変えられたので、自信を持って取り組みたいと思いました。ありがとうございました。

  3. M.O (承認)

    口腔体操、舌の体操、ふき戻しetc.により、改善が見られるという内容に大変、興味を持ちました。

  4. T.S (承認)

    口の中だけ見るのではなく、患者様、そしてその家族の希望に沿ったケアを他の人が見ても分かるよう共有し、向上させていく必要があるのだと感じました。「心が開くと口も開く」これは年配者でも小さな子供でも同じだと思いました。心が開いてもらえる対応を勉強しなくてはと思います。

  5. C.K (承認)

    口腔内機能訓練がいろいろあり興味深かったです。自宅でやっていると同じことの繰り返しとなっているので、先生の訓練を明日より行ってみようと思いました。

  6. T.I (承認)

    Dh向けの講習ではありましたが、多くの大切なことを学ぶことができました。多職種連携、情報の共有の必要性を再認識しました。

  7. S.O (承認)

    機能訓練の具体的な方法を勉強できました。その中に生活にリンクしたものが継続しやすいということがハッとさせられた言葉です。ケアマネとしても働いたことがありますが、地域ケア会議でDhとしてもしっかり関わりたいと思います。

  8. K.I (承認)

    衛生士さんが個々の患者さんの状態を口腔内だけでなく、全身を把握して本人、家族の希望にあったケアをしていくことが大切と思いました。

  9. K.Y (承認)

    訪問していくうえで自分が行っている口腔ケアが本当にこれでいいのかと常に悩み、独自で行っていましたがこのたびの研修で情報収集の大切さや口腔ケアの手順、機能訓練について知りたかったことに触れることができ、勉強になりました。

  10. M.Y (承認)

    口腔機能訓練を堅苦しく考えるのではなく、生活にリンクさせ、楽しく継続できるような方法を教えていただいたので、現場で実践していきたいと思います。”心が開くと口も開く”どれだけ患者さんに寄り添えるかが大事だと思いました。

  11. T.M (承認)

    いま、訪問診療には行っていないのですが、歯科診療の中で、TBIする時など高齢の方に知っていただきたいと思うことをアプローチしなければいけないことがあるなと感じました。勉強になりました。ありがとうございます。

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

主催

一般社団法人 日本訪問歯科協会

講師

日本歯科衛生士会 常務理事 久保山裕子先生

会場

東京:ソラシティ カンファレンスセンター Room B
名古屋:安保ホール 101
大阪:松下IMPビル B会議室
広島:RCC文化センター 603
福岡:はかた近代ビル会議室 104

開催日時

2017年10月22日(日)9:30~12:30

受講形式

ライブ配信, 会場受講

お申込みから参加まで

《会場参加の方》

1.参加票のお届け

銀行振込の方は、ご請求書・参加票・会場案内をお送りいたしますので、期限までに指定口座へ参加費をお振込みください。クレジットカード払いの方は、お客様の決済確認後に参加票・会場案内をお送りいたします。

2.参加当日

参加票は受付の際に必要になります。忘れずにお持ちください。当講座・セミナー・研修会の撮影・録音は、個人の使用目的も含め、固くお断りしております。

《オンライン受講の方》

1.認定講座のオンライン・ライブとは

日本訪問歯科協会の認定講座をインターネット経由でリアルタイムに受講できるものです。インターネット環境があれば、受講する場所を選びません。パソコンやタブレットPC、画面が小さくはなりますが、スマホでも受講可能です。

2.講義中に質問できる

オンライン・ライブでの受講ですので、講義中に疑問に思ったことやわからなかったことを講師へすぐに質問できます。オンライン・ライブ専用の質問フォームにご入力ください。講義の後半にまとめて回答されます。

3.時間が合わなかったときのためのリプレイ(再放送)

認定講座は、別の日に同じ講義内容を2回、リプレイ(再放送)します。リプレイ(再放送)は、認定講座開催の翌週の日曜日と翌々週の日曜日、2回にわたりおこないます。いずれも9:00〜21:00の間に視聴できます。

4.講座のテキストは事前にお届け

認定講座のテキストは、講座開始の前日までにお届けします。受講前にざっと目を通しておくと、知りたいところをチェックでき、学習効果が高まります。

5.認定申請に必要な研修ポイントが付与されます

認定講座を受講された方には、認定医、認定訪問歯科衛生士の認定申請に必要な研修ポイントが付与されます。オンライン・ライブでの受講者も同様です。

6.実際に受講するには

決済確認後、特別なご案内をお送りいたします。オンライン・ライブに参加するためのURLとユーザー名、パスワードなどオンライン・ライブ受講に必要な情報が記載されています。テキストは、講座開催日の前にお届けいたします。認定講座の開始時刻前に、ログインをして受講開始です。

キャンセルについて

お申し込み後に、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は事務局までご連絡ください。
キャンセルされる場合は、以下のキャンセル料が発生いたしますので、申し込み前に必ずご確認ください。
キャンセルのご連絡はこちらから>>

1.キャンセル料

  • 前日のキャンセルまたは当日の不参加:参加費の100%
  • 開催日の前日より8日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の50%
  • 開催日の前日より15日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の30%
  • 開催日の前日より16日目にあたる日以前のキャンセル:無料

2.返金方法について

キャンセルのご連絡後、事務局より返金確認書をお送りいたしますので、署名、捺印のうえ、返金の指定口座をご記入してご返送ください。

上記キャンセル料を差し引いた金額をご指定の口座へお振り込みいたします。返金時の振込手数料はお客さまのご負担とさせていただきます。ご了承ください。