入れ歯はあっている？口腔ケア時の観察ポイント

入れ歯が合っているのか合っていないのかは、ご本人でなくてはなかなか判断しにくいものです。

しかし、認知症の人などの場合は、入れ歯が合っていないことを伝えてもらうのは難しいかもしれません。

今回は、入れ歯が合っているかどうかをチェックできるポイントをご紹介します。

ナビゲーター：土持: 今回は「入れ歯はあっている？口腔ケア時の観察ポイント」というテーマでお話します。
アシスタント：田中: お願いします。
ナビゲーター：土持: 入れ歯が合っているのか合っていないのかは、ご本人でなくてはなかなか判断しにくいものです。でも、認知症の人などの場合は、入れ歯が合っていないことを伝えてもらうのは難しいかもしれません。話すときに入れ歯が外れたり、カタカタと音がしたりするときは、入れ歯が合っていない可能性が大です。
アシスタント：田中: こんなときは、歯科医師の先生に相談、ですね？
ナビゲーター：土持: そうですね。あと、口腔ケアのときにも、入れ歯が合っているかどうかをチェックできるポイントがあります。
アシスタント：田中: どんなことですか？
ナビゲーター：土持: 口腔ケアは、通常、食後に行いますね。口腔ケアをするとき、まずは入れ歯を外しますが、外した入れ歯の歯肉と接している面に食事のときの食べかすが多くついているようなら、その入れ歯は合っていない可能性が高いです。
アシスタント：田中: 入れ歯が歯肉にぴったりとくっついていなくて、すき間があるから、食べかすが入ってしまうんですね？
ナビゲーター：土持: そうなんです。食べかすが大量についているようなら、入れ歯を調整する必要があるので、歯科医師に相談してくださいね。
アシスタント：田中: はい、よくわかりました。　ありがとうございました。